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第34回

ご縁・・・。

皆さんは携帯電話のデータのバックアップは取られてますか?

大切なデータはきちんと取っておきましょう!
「物は使えなくなるまで大切に使え!」と言う亡き父の教えを守り、私の携帯電話は古いタイプの上、接続する端子のゴムカバーが全部、取れていましたが大事に使い続けていました。
ある朝、トイレにまたがり「大きな便り」をしたためながら携帯メールをチェックしておりましたら、あまりにも満身創痍の私の携帯電話が世の中を悲観したのか、私の手からスルリと抜け、両足の間を通り、私の分身が浮く湖に自ら入水してしまいました。

「あっ!!」と咄嗟に湖に手を入れ、直ちに救出し、人工呼吸や様々な救命処置を一生懸命に施したのですが息を吹き返す事も無く、一縷の望みを持って販売店まで搬送し診てもらいましたが、再び、笑顔を見せる事無く、完全に絶命してしまいました。。。

一瞬にして、政府要人からキャバクラ嬢までの数百件の番号、メアドを失い、茫然自失になりました。
しかし、ご縁は有り難いものです。
必要な方からは自然と連絡が入り、今では、ほとんどの必要なデータを回復することができました!!

皆さん、携帯電話のバックアップは取り、トイレには携帯を持って入らないようにしましょう!



第33回

思ったら、すぐに行動しよう!

先日、出張で名古屋に行ってきました。

帰りの新幹線は、ちょうどお昼頃だったので、名古屋駅のホームで あれこれ悩みながらも駅弁と缶ビールを買い、乗り込みました。
席は三人掛けの窓側で、隣の二席には、お友達らしき中高年のご婦人が座られてました。
新幹線のワゴンサービスの女性の姿が車両の入口に見えた頃、こんな会話が聞こえてきました。

「お弁当、買いましょうよ。あなた、何にする?」

「私、油もの以外だったら何でもいいわ。油の匂いを嗅ぐだけでもダメなのよ。」

「私もよ!! どうしてお弁当って油ものばかりなのかしら? 油ものなんて無くなればいいのに。」

「そうよね!油もの好きって人、たまにいない?あんなもの好んで食べる人って信じられないよね?」

「そう!そう!」

「・・・」

実は私、「みそかつ・エビフライ弁当」というオール油ものの名古屋色満載のご婦人たちが目の敵にするような弁当を買っており、そのあまりにも強力な言い方に駅弁を開ける勇気がなく、ご婦人が下車するまで我慢しようと思っていたら、なかなか下りずに結局、食べる事ができず、家に持って帰る羽目になりました。。。

座ってすぐに食べれば良かった・・・・・




第32回

みなさまお待たせいたしました。お久しぶりの冨永です。

先日、北九州市民球場にソフトバンク対東北楽天イーグルス戦を観に行きました。



試合開始より1時間送れて球場に入るとホークスが3対0で勝っていたので一安心してビールを飲みながら応援していました。

打席には松中選手。「松中!」「ホームラン打て!」「がんばれ!」といったテンポの良い声援の中、「松中!お前この前の試合でランナーがいても打てなかったな〜。今日も打たなかったら糸でくるんで連れて帰るぞ〜!!」と意味不明の声援とも野次ともわからない声が後ろから・・・。

その後は「野村!南海ホークスの19番をつけろ!!糸でくるむぞ!!」
と楽天の野村監督や「山崎!!お前ノーアウト一・三塁でバントしやがって。糸でくるんでつるすぞ!!」とホークスの山崎選手にも・・・。
こういった感じでホークスもイーグルスにも出てくる選手全員にマイナス思考の長〜いコメントの野次を飛ばすファンがいました。

わたしが気になったのは「・・・糸でくるむ」というフレーズ。
長い野球ファンの間にだけ使われる何かすごく深い意味のある専門用語だと思い「僕もまだまだだな。」と自らの浅学さを改めて思い知らされ、後ろを見るとスパイダーマンの着ぐるみを着た青年が立っていました!ようやく「糸でくるむ」の意味がわかりました・・・。

試合は5時間強の大乱戦。8対2で勝っていた楽勝ムードのホークスは、結局9対10で負けてしまいました。


実はココだけの話、今季、私が観にいった7試合全て負けています・・・。



第31回

新年、明けましておめでとうございます。

今年は亥年!私の年です。
猪突猛進で頑張りますので、本年も宜しくお願い致します。

さて、先日、出張の為飛行機に搭乗しました。お昼の便でした。
昼食を乗る前にとるか、到着してからとるか、それとも弁当を買って乗るか、いつも悩むのですが、今回は時間が無い事もあり、“空弁”を買い搭乗し、離陸するまで本を読みながら待っていました。
そのうちにオジサン二人が楽しそうに会話しながらやって来て私の数席離れた横の席に座りました。座るやいなや、テーブルを出して「どうだ!」と言わんばかりの二段重ねの弁当を置き、しばらく本当に楽しそうに話をした後、
(私は何となく予感はしてたのですが。。。)おもむろに弁当を開いて食べ始めたのです!

しばらくして通り掛かりのキャビンアテンダントが一瞬、信じられないような顔をしたのですが、そこはプロ。優しい言葉でオジサン達に何かを伝えていました。すると、オジサン達は、瞬間戸惑った後、意を決して猛スピードで食べ始めたのですが、
健闘空しく飛行機はゆっくりと動き始めました。オジサン達は諦めた表情でキャビンアテンダントに言われた通り、お行儀良くテーブルを元の位置に戻し、「シートベルトのサイン」が消えるまでの数分間、周りのクスクスという押し殺した笑い声を浴びながら二人とも真っ赤な顔で箸を口にくわえ、食べ掛けの二段重ねの弁当をしっかりと胸の前で大事そうに抱えていました。

新幹線と間違ったのでしょうね。。。。。





第30回

 ご無沙汰してます。みなさん、お元気ですか?久しぶりの更新です。

さて、先日、あるイベントの視察で東北のある街に行ってきました。
来年度、下関で開催するということもあり、下関から10名程度のちょっとした視察団です。
急に視察が決まった事もあり、泊まるホテルが連泊で取れなかったり、連泊を希望する者は皆と別のホテルだったりと、なんだか慌しい視察となりましたが、結果として非常に実のある視察になった事は喜ばしい事です。
次の日、別のホテルに泊まったメンバーから「皆のホテルはどんなホテル?」という問い掛けから、ホテル談義に華が咲きました!
そのメンバーの話ではチェックインして、洗面台を見ると怪しげな液体の入ったボトルが。。。裏に何か字が書いてあるみたいなので、ひっくり返すと手書きの「シャンプー」の文字があったそうです。。。
あまりにも幼稚な字に驚きながらも、「リンスはないんかい?!」と一人で この「怪しい液体の入ったボトル」に突っ込んだそうです!!

 お返しに僕はそのメンバーに僕のホテルの歯ブラシの写真を送りました。
部屋に入った時、先がピンクで後ろが白色の洒落た歯ブラシが目に入りました。

普通のこのタイプは磨きやすいように先端が少し長く、毛が細くなってますよね?「宿泊代の割には良い歯ブラシを使ってるな!」と感心しながら良く見てみると、こいつは、なんと、ピンクの部分と白の部分の毛の長さも太さも同じではありませんか!!!
高級歯ブラシを装った「なんちゃってコピー歯ブラシ」だったのです!

 しかも、二回使っただけで、こんなになっちゃいました。。。。。。。

 「なんちゃってコピー歯ブラシ」よりも、僕の磨き方が話題になった一日でした。。。



第29回

「小さな感動。。。」

今年になって、ある団体の役員になり会議に出席の為、毎月のように上京しております。
その会議の都合で、帰りは、いつも午前9時半くらいの便で羽田空港より飛び立ちます。
先日もいつものように朝早くホテルのバイキングの朝食を済ませ、チェックアウトをし、電車で羽田空港に向かいました。
空港に着いて、航空機のチェックイン、手荷物検査を終え、余裕を持って搭乗口まで行きますと、全ての事をやり終えた安心感と朝食の牛乳とヨーグルトが効くのか、毎回、必ずと言っていいほど“大きな便意”をもようしてしまいます。 そこで、トイレに行くと、個室はいつも満室状態!!
“空き”を捜して空港内のトイレを歩き回ります。が、なかなか空きがないので結局、一番 空いてるトイレの個室の前に並んで順番を待ち、やっとのことで個室に入ることができました!!
ホッとして自分一人の至福の時を感じていますと、ある事に気付きました。
どこのトイレも満室って事は、今、まさにこの時!、この瞬間!、
空港内で何十人の人が、一斉に同じ行為をしてるってことなんです!!!! 何十人の見ず知らずの人々が誰の誘いも無く、自らの意思で行ってる行為が空港という限られた場所で同じである。。。なんて素晴らしい事でしょう!!
“一人じゃないんだ…”トイレの中でちょっぴり感動して涙目になった自分が可愛くなりました。。。。


第28回

「吉四六さん」

先日、元スタッフの結婚式に参列する為、大分県日田市に行ってまいりました。うちの局から10人程度が招待されたので、ちょっとした社内旅行になってしまいました。
夕方からの披露宴は、会場がビール工場のレストランという事もあり、できたてのビールをたくさん頂き、様々な素敵な方とお会いする事ができ、とても和やかで有意義なものでした。
その日はみんなで日田温泉に泊まり泊まり、次の日は「天領日田」の昔ながらの街並みが残る「豆田町」を訪れました。
ある民芸品店での出来事です。
うちのY倉N子というパーソナリティーがほおかむりをした土鈴の人形を見て「あ、コレ社長に似てる!!」この一言から物語が始まりました。「本当、そっくり!」「うっそ〜〜〜!似てるやん!」・・・。
他のお客さんもいる小さな店内はうちのスタッフの辺りを省みない甲高い大声で騒然となり、「絶対買ったほうがいいですよ!」「買わないと後悔しますよ!!」・・・と、買って私にプレゼントするという発想が全く無いうちのスタッフ達の大合唱がおきてしまいました。
これ以上、お店に迷惑をかけるわけにもいかず、欲しくも無い「吉四六さんの土鈴」を買って帰りました。
その後2・3日はうちに集まるお客さんに誇らしげに「ねっ、ほら社長にそっくりでしょ?!」と自慢していたスタッフも4日目には潮が引いたようにその事に飽きてしまい、今では誰も「吉四六さん」の話題を出さなくなりました。
最初はチヤホヤされ、その後忘れられた「吉四六さん」は私の机の上で淋しそうに私を見つめています・・・・・。


第27回

みなさん、ご無沙汰してます。平成17年の幕開け、いかがお過ごしですか?今年も宜しくお願い致します。

さて、私事で恐縮ですが45歳になりますと、そろそろ体のあちらこちらに不具合が出てまいりました。
今、現在、首のヘルニアという事で整形外科に通っています。治療方法は、“首吊り”みたいに機械で首を引っ張るというものと、低周波で腕のしびれを和らげるというものです。“首吊り”では、最初、引っ張る強さを8キロからはじめたのですが、隣のお婆さんが私を横目で見ながらニヤッと笑って看護士さんに「15キロ!!」と誇らしげに言っている姿に悔しい思いをしたものでした。ところが今は、わたしは25キロ、そのお婆さんはいまだ15キロ。
・・・ひとつの戦いに幕が下ろされました・・・。
もうひとつの低周波ですが、わたしは何度、頑張っても70ボルトが限界です。それ以上電圧を上げますと椅子から飛び上がりそうになるほどの衝撃が走るのですが、先ほどのお婆さんは何と120ボルトで何事もなかったような涼しい笑顔で、たまには仏様のような安らかな寝顔で治療を受けています。
120ボルトですよ!120ボルト!!
家庭の電源でも感電しないじゃないですか!!
すごい!!完敗です・・・。
(お前も、まだまだ甘いな。)お婆さんの笑顔から達人の極意を感じ、人生の先輩に敬意を表して今日も病院を後にしました。


第26回

あなたの周りにこういう人はいませんか?

  • 二コールキッドマンをずっと男だと思っていた
  • ニコラスケイジを「刑事コロンボ」のように「ニコラス刑事」という映画の題名だと思っていた
  • レイ・チャールズとスティービー・ワンダーの区別がつかない
  • ウィッキーさんをずっとアメリカ人だと思っていた。っていうか、外国人は全部アメリカ人だと思ってしまう
  • 映画「トロイ」を見て主演がレオナルド・ディカプリオと思っていたらエンドロールでブラッド・ピットだということがわかった
  • アメリカンフットボールのルールが全くわからない
  • バレーボールを観ていたらユニホームの色が違う選手がいたのでホーム用ビジター用のユニホームを間違えて着てきたんだと同情していた
  • サッカーにゴールキーパー以外のポジションがあることを2年前のワールドカップの時に知った

・・・・・全て、私のことです・・・・・


第25回

今から数年前の事。私は健康診断を受ける為、病院の待合室で自分の名前の呼ばれるのを待っておりました。
そこへ「冨永さん、お久しぶりです。」と髪はボサボサで髭は伸び放題、ヨレヨレのシャツを着た男性が話し掛けながら、私の横に座ってきました。

良く見ると、それは知り合いの自営業の方で、あまりの風体に「どうしたのですか?お疲れのようですね。」と尋ねたら、「そうなんですよ。最近、忙しくてあまり寝てないんですよ。」といかにも不健康そうに答えられました。
(この人大丈夫だろうか?検査の結果が悪くなければいいのにな。)と思いながら暫く話をしていたら、何か妙な臭気が漂ってきました。その臭いは段々と強くなり、周りにも伝わったのか、ザワザワし始め、その場にいた人は、皆怪訝そうな顔をしてその男性を見つめています。

わたしも(この人、凄い臭いがするな。)と思いながらも話していたら、わたしの名前が呼ばれ健康診断の順番がやってきました。(やっと臭いから開放される。)と思いスリッパに履き替えて診察室へ。一連の検査を終了して車に乗り込み家路についていると、まだあの臭いが・・・
(あまりにも強烈だったから鼻の中にまだ残っているのかな?それにしても、あの人はあんな臭いがして余程、悪い病気じゃないのかな。)と思いながらも、(待てよ・・・ひょっとしたら・・・)と嫌な予感を感じながら恐る恐る私の靴の底に目をやると・・・。

そこには、しっかりと犬のウンコ!が付いていました。
あの臭いは、あの男性ではなく、私だったのです。
人を見かけで判断してはいけませんね。。。

あの時の皆様、大変、ご迷惑をお掛けしました・・・・・・・・・


第24回

先日とあるご婦人と話した時の事。
「冨永さん、うちの息子を結婚させたいのだけど、良い人いない?」
「息子さん、いくつになられました?」
「もう、37よ。いい年して何を考えているかわからなくて。最近は事ある毎に
穴に入れたい!穴に入れたい!』って言ってんのよ。」
「えっ?」
「冨永さんは、穴に入れるの好きなの?」
・・・とっさに私は、何て答えていいのやら悩みました。
(いや〜、それ程でも)と答えると元気のない中年に思われるし、(はい、大好きです!)と答えるとものすごく元気な好色男に思われるし・・・。

僕が答えられずにいると続けて、
「この前もね、『あの穴に入ったときの感覚が忘れられない!すごく気持ちいいんだよ!』って興奮しながら言うのよ。」
・・・・すご〜く悩みました。このご婦人は、息子さんの結婚相手にどういう女性を望んでいるのか、わからなくなり、堂々と息子さんの話をされるご婦人の様子に私の頭はパニックに状態でした・・・。

すると、「何て言ったかしら?あっ、そうそうビリヤードってやつ?今、息子はそれに夢中なのよ。彼女もいないで、バカでしょ?」
「・・・」
「ねぇ、冨永さん、探してくれない?もう、あんな玉と棒を使って穴に入れて気持ちいいなんて、うちの息子、何を考えているのかしら?」
「・・・」

息子さんの春は、しばらく来ない気がしました・・・。


第23回

新年、明けましておめでとうございます。

 本年も、皆様にとって良い年になりますよう、祈念致します。
さて、私も今年で45歳を迎える事になりました。同窓会や比較的に年が近い人達の酒席では決まって血糖値、尿酸値、γ―GTPの話題になります。
そこでは、まるで、数値を競うように高い値の人がヒーローとなる「病気自慢」が行われます。
その次に話題になるのが頭髪の話。「最近、薄くなってきた。」とか「オレは上からきてる。」「おまえの方が毛が細い。」「おまえの方こそ毛根に根性がない!」等、こちらの方は薄い方が負けになるという事で必死になって言い合いをしています。
「我、関せず」と他人事のように話を聞いていたら、「冨永、おまえも額の方から上がってきたな。」と私に挑戦してくる輩がいました。「そう言えばそうだな。おまえも、かなりきてるな。」ともう一人。気付いたら回りは「毛の少ないグループ」の者ばかり。彼らは新入会員を獲得し、新入りとしてまずは洗礼を浴びせようと一斉に私を攻撃してきました。
ついには、「おまえの昔の生え際はココだった。」と私の額にラインまで引く者まで現れ、頼みもしないのに、「リアップを買ってきてやる。」とか「良いシャンプーがある。」とか、末期の患者の様に扱われだし収拾がつかなくなった時、側で聞いていた女性が真面目な顔で一言。「冨永さん、背が伸びたんじゃないの?」彼女は額が広くなったのは背が伸びた(しかも頭だけが)と真剣に思ったそうです…

「ボクは福録寿か?…」


第22回

ある東北の地に行った時の事。下関の自宅を出てから飛行機、新幹線、在来線を乗り継ぎ、最寄の駅に10時間後に、やっと到着。駅に着いて目的の会場まで行こうと駅前に停まってるタクシーに乗り込みました。

 運転手さんは、耳の遠いお年寄りで何度も何度も大声で行き先を告げると、やっと理解してくれて何とか発進しました。
ところが、車の4枚の窓が全開。閉めてくれるようにお願いしましたが、何せ耳の遠いお年寄りの事、なかなか気付いてくれません。それでも大声で訴えるとやっと気付いてくれて「すみません。今、閉めますね。」と言って4枚の内、自分の窓のみ閉めました。その姿は誇らしげに、しかも堂々としていて一仕事をやり終えた満足気な男の顔をしてました。

 これ以上、何を言っても無駄だと思い、あとの3枚を自分で閉めようと思い、まず、後部の2枚を閉めました。あとは、助手席側のみです。

 そうは言っても後ろから手を伸ばして閉めようとすれば、運転手さんも気付いてくれるだろうと期待しながら体を伸ばして窓を閉めようとしても、運転手さんはハンドルを10時10分の方向に両手でしっかりと握り、前のみしか見ず一向に気付いてくれません。それでも、何とか閉めることが出来ました。

 しばらくすると無線から他の運転手さん達の会話が聞こえてくると、耳が遠い割には、「うるさいな〜!!」と何のためらいも無くブチッと無線を切ってしまいました。

 そうこうしてるうちに車は目的地に到着。
この愛すべき運転手さんと別れるのは淋しいなと思いながら、960円と表示されてる料金メーターを確認して1000円を支払いました。

 「1000円ですね。ちょっと待ってください。」と言いながらお釣りをくれようとしました。ニッコッと微笑む運転手さんの手の中には、400円がありました…

 最後に期待以上の事をやってくれた運転手さんに私は「お釣りはいいですよ。」と言い残してタクシーを降りました。
確かに楽しい一時でしたが、後になってこう思いました。
(大丈夫だろうか………)


第21回


みなさんお元気ですか?不安定な天候が続きますが、お体を大切にされてください。さて、今回は最近私の周りで起きた小ネタ集をお届けします。

その1 先日下関市で行なわれた世界少年野球大会の開会式に、前日に配布されたTシャツと帽子を着用して出席したら、周りの方は全員スーツ姿だった・・・。

その2
 主催者側としてある像の除幕式を運営していたが、「すちゃらか社長日記第12回」のようなハプニングを心のどこかで期待していた私は、心悪魔と一生懸命戦いました・・・。

その3
 お盆の時、久し振りに高校のクラブの同窓会を行ないました。SARSの話をしていたとき、風邪気味だった私が「ゴホン!」と咳をした瞬間に周りにいた同級生達(44歳)が、「こっちに来るな!鍵閉めた?!!」と言って人差し指の上に中指を重ねて、(えんがちょ?)した・・・。おまえら子供かッ!!

その4
 お盆に行なわれた「関門海峡花火大会」で雨の中、スタッフとして手伝って
いるうちの社員に対して、少し寒かったので「風邪などひかないように。早く帰って休みなさい。自己管理がしっかりしていれば、風邪など引かない!」と得意満面で説教していた私が、風邪を引いて仕事を休んでしまった・・・。カッコ悪くて人に言えない・・・。

その5
 ある会社に講師として呼ばれた時のお話。司会者との打ち合わせで「日本一フットワークの軽いコミュニティFM局の社長」と自分の紹介をしたつもりが、「日本一、お尻の軽いコミュニティFM局の社長です!」と堂々と紹介され、会場の人から白い目で見られた・・・。


第20回

下関市を舞台にした映画「チルソクの夏」も5月下旬に全国に先駆けて山口・福岡で先行上映されました。中でも下関市は特に大盛況で土・日には立ち見が出るほど、近年にない盛り上がりを見せています。下関フィルムコミッション常任委員長、「チルソクの夏」応援団長を拝命して制作の段階からお手伝いさせていただきました私にとっては、この上ない喜びです!

公開日、佐々部監督以下、スタッフとして出演者と山口県内の映画館を舞台挨拶で廻った後、市内のビアガーデンを借り切ってスタッフ・出演者・地元関係者100数名で大懇親会を行いました。

宴もたけなわになった頃、わたしはその感激を抑えきれず、監督以下、スタッフ・女優達と抱き合ってたそうです・・・。

そうです・・・。というのは、飲みすぎと、連日の疲れと安堵の為か、覚えておりません。
スタッフまでは良かったのですが、女優達の順番になると日ごろから仲のいい仲間たちからの大ブーイング!!それをもろともせず、軽く"ハグ"していたそうです。
そして最後は、本当にがんばった助監督の滝本君。

残念ながら女優達とのハグは覚えてませんが、滝本君の妙に高い体温がなんとなく体に残ってます。気持ち悪っ!!


第19回

最近、全国レベルの役職を引きうけた為、かなり、出張が多くなりました。
その度に、頭を悩ますのが、会社のスタッフへのおみやげです。
滅多に無ければ、同じ物でも良いのですが、出張の回数も増えてくると、「たまには、違った物でも買って帰ろう。」と思うのが心情です。

 東京出張の帰り、空港で、「今日のおみやげは、何にしようかな。」と思いながら捜していると、「羽田空港での新製品です!とても、おいしいですよ!いかがですか?」と女性が一生懸命、販売している洋菓子が目に留まりました。
「おいしそうだな。スタッフも喜んでくれるだろう。」と、思ったより高い洋菓子を人数分、両手一杯になるほど買って、会社に意気揚揚と帰ってきました。

 会社に着いて、「はい!おみやげ!」と自慢気に差し出し、「社長、ありがとうございます!わ〜!おいしい!」とスタッフの皆が、おいしそうにおみやげを食べているのを満足気に見ていると、スタッフの一人が、「あれっ?社長、出張、名古屋だったのですか?」と。「いや、東京だよ。どうして?」と答えると、「だって、このおみやげ、製造元が名古屋ってなってますよ。」・・・・・・・・・。

 その一言で、今まで僕をヒーローを見るような目で見ていたスタッフは、一変、犯罪者を見るような疑惑の目に変貌し、何とも言えない、どよ〜っとした嫌〜な空気が部屋にしてきました。

 そのうち、一人、また一人、「ごちそうさま。」とスタッフルームを出て行き、気付いたら、僕一人が、ポツンとたたずんでいました。
「ちゃんと、東京で買ってきたのに・・・・・・」 ・・・・・・。


第18回  

先日、日本一のウォークイベント、「維新海峡ウォーク」に「カモンFM歩き隊」の隊長として参加しました。

 最初は、子供を含む隊員12名で中継を入れながら快調に歩いていたのですが、そのうちに2人の子供がペースダウン。中継班との差がどんどん開いて行きました。

 その差を縮めようと、子供達を元気づけながらペースアップを計ろうとしたのですが、何せ子供の事。てんとう虫を追いかけたり、座り込んで菜の花を摘みだしたりと、思いも寄らぬ行動に戸惑う私でした。

 どう考えても追いつく事が出来ないと判断し、先発隊との別離を涙を飲みながら決意し、私と2人の女の子と歩く事を決めました。
3人で歩いていると、知り合いの方に「今日は、お子さんもご一緒ですね?」と聞かれるので、「いえ、スタッフの子供とその友達です。」と、いちいち丁寧に答えていましたが、あまりにも多くの方から聞かれるので、面倒臭さと疲れも手伝って、ついつい「はい・・・」と答えてしまいました・・・・・・。

 おそらく、今頃は、2人の子持ちになっている事だろうと思います。
又、この子達に、私の名前を「キムタク」とふざけて教えていたら、大勢の人がいる前で、子供らしい何も疑いの無い天使のような声で「ねえ、キムタク!」と私を呼ぶではありませんか!!
私の回りが急にザワザワしはじめ、その後、コソコソと話し声やクスクスと笑い声が聞こえてきました。

 「人を騙すと、いつかは自分に帰ってくるぞ。」と子供の頃、親父が私った言葉を思い出しました・・・・・・。


第17回

先日、観光キャンペーンの一環で、「武蔵」役をやる事になりました。JRの企画で山口県岩国からやってくる「小次郎」役の女子高校生が乗り込んだ「貸切カラオケ列車」を迎えるという役です。

 列車到着後、駅のコンコースで早速、歓迎セレモニーが行われ、その中で、43歳のむさ苦しいオヤジの武蔵と、18歳の華麗な女子高校生の小次郎が、ちょっとした小芝居をするという設定でした。

 刀を合わせて、数ポーズを取るというものですが、同じポーズではおもしろくないと思い、下から小次郎を斬ろうとすると、観客から「スケベ!!」と言われ、司会の人から、コッソリと「今日は武蔵が斬られてください。」と耳打ちされてたので、斬られて倒れると観客から大声援!

 完全に、小次郎が正義の味方で、武蔵がスケベな悪役になってしまいました・・・

 少しの淋しさを胸に秘めて、ステージを降りると、「カラオケ列車」に乗っていたほろ酔いのお客様が、駆け寄って来て思いっきり握手を求められ、「良く頑張ってるな!君も家族があって大変だよな!きっと、芽が出て必ず売れるから頑張れよ!!」と・・・。

 (売れない地元の役者と勘違いしてるな。)と思いながらも説明すると長くなりそうなので、ついつい「頑張ります!!」と明るく答えてしまいました。

 その後、後ろから「武蔵!武蔵!」と数人のご婦人達から呼ばれたので、満面の笑みを浮かべて振返ると、「何じゃ〜!ニセモノじゃあね〜!!」と。

 淋しく、控え室に帰って行きました・・・


第16回

今まで、何度も上京しましたが、今回、初めてラッシュ時の満員電車に乗る羽目になりました。

 ホームに着くと、想像以上に人が多く、一瞬、躊躇しましたが、心の中で「よしっ!」と意を決して、その人込みの中に飛び込んで行きました。自分の意志とは別に、どんどん電車の中に押し込まれ、気付いたら若い女性の後にピタッと付く姿勢になり、その時、頭の中に先輩の一言が・・・。

「満員電車に乗る時は、オレは、両手で吊り革につかまるよ。チカンの冤罪なんか掛けられると、とんでもないもんな。・・・」 
「そうか!!」と思い、私も両手で吊り革につかまろうと思いましたが、吊り革は私の頭上に無く、頭上の約40センチ後ろのところに・・・。

 何とか体を反らして無理な態勢で両手で吊り革につかまり、女性の体に触れないように必死で踏ん張っていました。

 5分経ち、10分経ち、「目的地はまだかな。」と思いながら、ふと、回りを見てみると、いつのまにか人が少なくなっていて、両手を上に挙げ、無理に体を反らし、両足を踏ん張っている、かえって物凄く怪しい格好のオヤジが窓ガラスに悲しく映ってました・・・・・・・・・。


第15回

先日、会議で"うなぎで有名な東海地区のある町"に行って来ました。

 駅でタクシーに乗って会議場までの50分の道程で面白い看板を目にしました。
それは、ラブホテルの大きな電光掲示板で、道行く人や車に「どうだ!すごいだろ!」と言わんばかりに「空室数11 入室数9」堂々とアピールをしてました。

 

 「このホテルの部屋数は20なんだな。」と冷静に思いながらも、「人が今から会議をするというのに昼間から9組のカップルがなんという事を・・・!」と憤りを感じながら、気持ちを落ち着かせる為に、暫く、タクシーの運転手さんと雑談をしつつ、7〜8分走った時、私の目に、先程のホテルの電光掲示板が飛び込んできました!!

「空室数12 入室数8」。

「終わったか・・・」と心の中で一組のカップルの戦いに賛美を贈りながら会議場に向かう私でした。


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